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久安寺ブログ

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2019年11月25日

まだまだ秋の世界が広がっております

11月も後わずかとなり、この時期を表す言葉は「霜秋の侯(そうしゅうのこう)」というものにございます。秋から冬へと季節が変わりゆく今日この頃を指すのですが、久安寺のイチョウは昨年より10日ほどゆっくりと黄葉(こうよう)を迎えたこともあり、他の木々たちの紅葉も合わせ、まだまだ秋の世界が広がっております。

イチョウというのは中国から日本へ仏教とともに渡ってきたといわれておりますが、私たち人類が数百万年の歴史をもつのに対して、数億年も前から地球上に在るといいます。イチョウの歴史を表す「長寿」のほか、亡くなった者たちを見守り、御霊をしずめる「鎮魂」といった花言葉もございます。すでに多くの皆さまに愛でていただいておりますが、「仏の木・神木」ともいわれるイチョウとともに、今しばらく紅葉を楽しんでいただけますと幸いです。

さて、久安寺の近況としましては、11月21日~22日にかけて和歌山、高槻、池田市から4団体さまが参拝および体験へとお出でくださいました。23日の「もみじ茶会」、文化財の拝覧、茶席、法話の場でも多くの出会いがございました。また24日には七五三の御祈願へ2家族さま。26日には池田くれはロータリークラブ様が参拝に足を運んでくださいました。この場をお借りして、皆々さまに心より感謝を申し上げます。

2019年11月18日

もみじまつり

ちらりほらりと、久安寺から見える景色に紅葉が始まりだした「深秋の候」。11月も中盤となりましたね。近況としては、15日には「文化財の公開日」がございました。また、17日の「もみじまつり」でも、お披露目をさせていただき、多くの方が拝覧なさってくださいました。重ねて心より感謝を申し上げます。

もみじまつりでは、「大般若経転読(だいはんにゃてんどく)法要」・「柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)」・「開運もちまき」のほか、「太極拳・南京玉簾・和ごま・ベリーダンス」といった、さまざまな催しがございました。

さて、そのひとつ「大般若経転読」とは、釈迦が悟りを記した600巻ある中身を中略しながらではありますが、全てを読みきる行いにございます。この悟りを口に出す、耳に入れる、次の項へと開くたびに生じる「風」を浴びることでも釈迦からの救いの手が差し伸ばされ、心を救っていただけると伝わっているもの。

また、「柴燈大護摩供」とは野外にて行われるもので、護摩木(ごまぎ)という人々の邪念(煩悩)を表したものを、火を点けるために組まれた護摩供の中へ入れて、その邪念を捨て去らせた上で「幸」を菩薩さまへと祈るものです。

毎年行っているものですので、今年参加ができなかった方や初めて知ってくださった方は、翌年の機会に、ぜひご参加していただけましたら幸いです。

2019年11月11日

立冬の候

11月の上旬、暦の上では「立冬の候」と表す今日この頃。つい先日には、丸く赤いセンリョウの実をひと目見ようとアオサギやカタツムリが久安寺にお出でくださっておりました。以前、アオサギが幸運をもたらす存在というのをお話しさせていただきましたが、カタツムリというのも「良い兆し」をもった幸運の生き物として例えられるものにございます。

カタツムリの動きかたといえば、横に反れて歩くわけでもなければ、後退もしない。決してスピードが速くはないものの、ゆったりとした足並みであろうと前にしか進まないことから「日進月歩:進歩がとどまることなく」のような、縁起の良い存在と古くから考えられているのです。もし、参拝や体験の場にお出でくださった際にお見掛けしたものなら、幸運と遭遇したと思ってみてくださいませ。

また、日々を行き急いでしまっているときにカタツムリの姿が目に入ったときには、彼らが「マイペースさ:急がば回れ」を身をもって諭していると思い、少しだけでも速度を落としてみるのもいかがでしょうか。

さて、この1週間内も体験行事が幾つかございました。11月6日の「尼僧と語らい」、8日の「写経の会」、10日の「写仏の会」へと、ご参加をしていただきました皆々さま、本当にありがとうございました。

2019年11月 4日

11月初旬の久安寺

11月初旬の久安寺、イチョウの紅葉はもう少し先に感じながらも、センリョウの果実が赤く色づいてきた頃にございました。花自体は6月~8月の夏に咲き、果実は来年の2月頃まで楽しめるものにございます。そんなセンリョウの名の由来は、丸い実が沢山つく姿を漢字で表し「千両」となり、「利益・富・財産・裕福・可憐・恵まれた才能」といった、ありがたいご利益をもつ花として伝わっております。

さて、その千両という字を含む四字熟語のなかに、「一声千両」というものがございます。「その一声によって、がらりと空気が良いほうに変わる。それは千両にも値する一声だ」といった解釈ができるものですが、それは何も、大きな発言力のある選ばれた人のみに使われるものではございません。

誰しもの言葉に、人を救う力がある。また同時に、反対の力を持ち合わせてもおります。ご利益は授かるだけでなく、自らの行いでも引き寄せることができたり遠ざかったりするもの。それゆえ、道を明るく照らす言葉を日頃から放っていきたいものですね。

久安寺では11月も幾つかの行事がございますが、この場をお借りして3日・文化の日に行いました「真言禅と朝粥の会」および「文化財の特別公開」のへと足を運んでくださいました方々、そして参拝にお出でくださった皆々さまに心より感謝を申し上げます。

2019年10月29日

久安寺の向かいに建つ伏尾神明社へお詣りしました

10月もあとわずか。暦の上では「霜降(そうこう)の候」ともいいます。
秋というのは昼夜の寒暖差が植物たちに露をもたらし、より寒さが強まれば霜が降りてくる。季節の移ろいとともに、こういった言葉も存在しているものにございます。

さて、10月23日のこと、久安寺の向かいに建つ伏尾神明社へお詣りしました。

また、つい先日のことですが、久安寺のとある木の上にアオサギがとまっていました。
日本では青と表しますが、他の国々では灰色と表すことも多いようですね。青い鳥というのは幸運を呼ぶものであり、アオサギというのも同じく吉兆をもたらす鳥だと伝わっております。せっかく久安寺へと舞い降りたエネルギー、多くの皆さまへ届くようにと祈念しております。

11月も行事が多くございますので、ぜひパワーを受け取りにお立ち寄りくださいませ。
3日(祝)「8時〜9時:真言禅と朝粥の会/10時〜14時:文化財公開」
8日(金)「14時〜15時:写経の会」、10日(日)「10時〜12時:写仏の会」
15日(金)「14時〜15時:文化財公開」、17日(日)「終日:もみじまつり」
23日(祝)「もみじ茶会※要予約」
多くの皆さまとお会いできることを、心より楽しみにお待ちしております。

2019年10月22日

「七五三詣り」の祈願

夜長の候、実りの秋を感じつつも、昼夜の温度差がよりいっそう肌にしみる今日この頃ごろ。少し前に本山へと2泊3日で行っておりましたときにも、11月がすぐそこまで来ている、気配のようなものを感じてしまいましたね。
皆さまも、日ごとに強まる秋の冷気に、お風邪などを召されませんようご自愛くださいませ。

さて、前回も少し触れたのですが、久安寺では「七五三詣り」の祈願をさせていただいております。大安の日「10月25日・29日/11月4日・16日・22日」にも、まだ空きがございますので、ご都合の宜しい日がありましたら、お問い合わせください。お子さまの健やかな成長を本尊・千手観音さまへと御祈りいたします。

また、11月3日・文化の日は、阿弥陀堂にて国指定重要文化財・阿弥陀如来、市指定重要文化財・薬師如来、涅槃図、縁起などをお披露目する文化財公開日にございます。「10時~14時」入堂料は200円。ぜひ、拝覧くださいませ。

そして、先日猛威をふるった台風19号。
甚大な被害をうけた皆々さまの疲労困憊のほど、お察しいたします。
久安寺の参堂や本坊には今、「シュウメイギク」が咲いているのですが、この花には愛情に関する言葉だけでなく、「忍耐」というものもございます。

すでに充分すぎるほど、耐え忍んで頑張られていることでしょう。
しかし、忍耐の対岸には必ず希望がございます。
シュウメイギクの咲く姿が、少しばかりでも皆さまを導く光となりますよう、御祈り申し上げます。

2019年10月15日

『コープステーション11月号』紅葉情報を掲載

錦秋の候、本来ならば紅葉のささやかな訪れがはじまり、心を癒されるひとときを誰もが平等に過ごせるときにございます。しかし、台風19号の猛威に心を乱されずにはいられません。
避難を余儀なくされている方々の不安心。残された爪あとに対する多くの悔しさも思い浮かび、人知を超えた自然のなすことではあれ、平静でなどいられません。
まだまだ状況が定まらないなかではありますが、甚大な被害に合われた皆々さまに、心からお見舞いを申し上げます。そして、日本中に穏やかな日々が戻ることを願っております。

このようなときではありますが、久安寺の近況情報を伝えさせていただければと思います。
10日8日の写経の会、9日の尼僧と語らい、10日の写仏の会へと足をお運びいただきました皆さま、ありがとうございました。そして、『コープステーション11月号』へと紅葉情報を掲載していただきました生活協同組合コープこうべさんにも感謝を申し上げます。毎年の見頃は、11月の半ばからとなっております。

今年も、多くの皆さまのお心を穏やかにする秋景色をお届けすることができたのなら、幸いです。

また、今時期は千手観音さまの前にて七五三詣りの祈願もさせていただいております。千本の手と、手のひらにある目で、ひとりでも多くの人々を救いへと導いてくださる観音菩薩さまゆえ、お子さまの健やかな成長だけでなく、ご両親の身の災いをも救ってくださることでしょう。大安の日に空きがあるかなどは、問い合わせをいただければと思います。

2019年10月 8日

30周年を記念とした「金紙薬宝印」の配布開始

秋気が心地よく日中は過ごしやすさがあるものの、朝晩は肌寒さを覚えるようにもなりましたね。皆さま、お風邪などを召されてはおりませんでしょうか。
今週末は、またもや空模様が乱れ雨風が強まるとの予報です。心身の疲労、そして大きな影響を残すことのないようにと、切に願っております。

さて、直近の久安寺では「尼僧と語らい・瞑想と朝粥の会」を開かせていただきました。ご参加いただいた皆さまに深く感謝を申し上げます。10月もまだ序盤。今後も体験の機会がございます。写経や写仏は経文や仏さまのおすがたを筆ペンでなぞるものであり気難しいものではございませんので、気軽にご参加いただければと思っております。

また1日から、西国49薬師霊場の開創、30周年を記念とした「金紙薬宝印(きんしやくほういん)」の配布をさせていただいておりました。「薬宝癒しの綴り」とともに500円でご用意をしております。期間は2021年の12月31日まで。御朱印の方は普段とは異なる特別なものを押印させていただいておりましたので、ぜひお立ち寄りください。

御朱印というのは参拝の証だけでなく、仏さまのエネルギーが分け与えられた御守りでもあります。
元気がでないとき、少し勇気が必要なときに押印のあるページを開くことで、どこにいても仏さまと通じる道が開かれます。心を通わせることで、エネルギーを与えてくださるでしょう。
いつでも仏様が側にいる。あなたは1人きりではない。といった心強い証ですから、大切になさってくださいませ。

2019年10月 2日

秋の久安寺

「秋雨の候」という言葉がありますが、今時期は雨がひとつ過ぎれば秋が強まるともいいます。季節の移ろいに合わせ、境内に見える景色も変わってまいりますゆえ、秋の久安寺もお楽しみいただけますと幸いです。

今月の初旬、2日(水)には地蔵堂にて「尼僧と語らい(13時~15時)」。6日(日)には御影堂にて「瞑想と朝粥の会(8時~9時)」を開かせていただきます。
また、8日(火)の「写経の会(14時~15時)」、10日(木)の「写仏の会(10時~12時)」は薬師堂にて行いますので、初めての方も心よりお待ち申し上げます。

さて、9月の下旬からヒガンバナが咲くころとなり、今年も久安寺にはヒガンバナが凛と花開いております。お墓などの側に咲くことが多く、少し怖い花のように感じられてもしまうこともありますが、土を荒らす生き物を避けるため、お墓を守るため、という役目を担っております。

花言葉は「一途に思う/会える日を楽しみに待つ」。漢字にすれば、仏さまが暮らす「彼岸」に咲く「花」となる。さらに、曼珠沙華(仏の花)という名も持ち、目にする人々の「抱えている苦しみを払う力がある」と、昔から伝わっております。参拝に足を運んでくださったときには、ぜひパワーを受けとってからお帰りくださいませ。

2019年9月24日

中秋の名月も過ぎ「仲秋の候」

中秋の名月も過ぎ、だんだんと月の形が細くなっている今日この頃。暦の上では「仲秋の候」にあてはまるときにございます。
ひとつ前の台風被害が落ち着かないでいるところへ、また新たな雨風が重なり、皆さまのご心労のほどお察し申し上げます。

頑張らなければいけない。負けてはいけない。そんな風に、ついつい気が張ってしまうものにございますが、張り詰めた糸というのは急にプツンと切れてしまうことがあります。ぜひ、「心の筋肉をほぐす」ということを日頃から意識してあげてください。10秒でも30秒でも構いません。少しだけ目を閉じ、ゆっくりと呼吸を繰り返す。一瞬であっても「瞑想」という心を静める行いをすることで、心の疲労は和らぐものと思っております。

さて久安寺では21日に「御影供」、23日には「彼岸法要」を行わせていただきました。ご参加くださいました皆さまに感謝を申し上げます。

お彼岸というのは年に2度ありますが、現世(此岸:しがん)と彼岸(仏さまがいる場所)の距離が最も狭まるときといわれております。仕事が忙しくお盆に手を合わせることがかなわなくとも、お彼岸も思いが通じるときにございますから、お心を添えていただければと思います。人への感謝や弔い「善行」は、ふとしたときに自分自身にとっての救いの道が開けるものでもございますゆえ。